若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

やりきった経験と自分の選択を正解と思えるだけの努力の重要性(2019年度第3回)

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※ この内容は、講義内容全体を忠実にまとめたものではなく、講義内容の一部分や講義内容に関連するトピックを取り扱ったものですので、ご注意ください。

キャリアデザイン論の第3回では、高崎経済大学地域政策学部のOBをお招きして、お仕事やキャリアのお話をしてもらいました。
同じ大学・同じ学部で同じ20代の先輩のお話ということで、より身近なこととしてお話を伺えたのではないかと思います。

お仕事

地域密着型の経営を行うまちの不動産屋さんで、単純な不動産の売買や賃貸だけに留まらない、まちづくりに関わる様々なお仕事に取り組まれています。
お時間の都合もありひとつひとつ丁寧に説明して頂くということは難しかったのですが、それぞれの取り組みが独特かつ魅力的です。
地域づくりやまちづくりに関わるものという点で、地域政策学部の学生にとっては掘り下げどころだったかもしれません。

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キャリア

学生時代から現在に至るまでの、葛藤や失敗も含めたざっくばらんなお話をして頂きました。

「皆さんは、自分で考え、もしくは決断し、やり切ったと思う体験はありますか?」

様々なお話やメッセージがありましたが、もっとも強調されていた問いかけです。
こういった経験が大事であることには、多くの人が頷かれるのではないでしょうか。

「決断することよりも自分で選択したものが正解と思えるだけの努力が大切。」

また、こちらの指摘も重要です。
様々な要因によって自由な選択ができず、希望通りにいかないことも多々あります。
例えば、大学や就職先が当初の第一希望ではないからといって、それで腐ってしまうというのはあまりにもったいないかもしれません。