ディスカッション・テーマ:「ひきこもりが仕事に就いたり社会復帰したりするためにはどんな対策が必要か?」
テキスト:海老原嗣生(2012)『雇用の常識 決着版:「本当に見えるウソ」』筑摩書房(ちくま文庫). 検証⑮~⑱(pp. 183-243).
Overview(概観)
テキストの該当部分の中にひきこもりを取り扱ったところがあったので(検証⑯「引きこもりが増えたように見える理由」)、ひきこもりの就業や社会復帰についてディスカッションが行われました。
ちなみに、厚生労働省のウェブページに記載されているひきこもりの定義は下記の通りです。
仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態
https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/02/02.html
センシティブ、かつ、個別には様々な状況・原因があるため対策も異なるという、難しいテーマでしたが、最終的には身近な人物(例えば、友達)がひきこもりになったらどうするかというところに議論が進みました。
様々な状況・原因があるためいつでもあてはまる正解はないわけですが、大したことではないと伝える、笑い飛ばす、海外へ連れ出す、などが挙げられていました。
自分や周囲にいつどのようなことが起こるかはわからないので、やや漠然とした現在直面しているわけではないことについても、考えたり話し合ったりしておくとよいのかもしれません。