今回は、『世界のトップデザインスクールが教える デザイン思考の授業』のLesson 3「プロセス 創造的問題解決の羅針盤」の前半を取り扱いました。
Lesson 3では、リサーチ→分析→統合→プロトタイピングという4つのステップと、そこで用いるフレームワークや考え方について学びます。
- 1. チェックイン:「最高の聴き手、最低の聴き手」
- 2. 今日のリーダーシップ行動目標の設定
- 3. 今週1週間で発揮したリーダーシップ
- 4. 輪読・ディスカッション
- 5. 商品企画・サービス企画(ウェブサイト、動画配信、LINEスタンプ・商品開発)
- 6. 振り返り・フィードバック
- 7. チェックアウト
1. チェックイン:「最高の聴き手、最低の聴き手」
聴き手の態度によって、話し手の話しやすさが大きく変わることを実感するワークです。
ペアになり、一人が話し手、もう一人が聴き手になります。話し手には自分の「好きなこと」について3分間話してもらいます。聴き手は、基本的にリアクションをしてもうなづく程度で黙って聴くのですが、最初の1分間は自分が思う「最高の聴き手」になり、次の1分間は自分が思う「最低の聴き手」になり、最後の1分間は再び「最高の聴き手」になります。聴き手の態度が変わることで、話しやすさが大きく変わることが実感できます。
最低の聴き手のやり方も、目線を合わせない、スマホをいじる、身体の向きを変える、否定的なリアクションをする、など様々なアイディアが出ました。その場から立ち去ってしまうなどもありかもしれません。
2. 今日のリーダーシップ行動目標の設定
ピックアップ:「良いところを見つけて褒める」
ポジティブなフィードバックを返すことで、学びや気づきがあると同時に、お互いに良い状態でいられます。
褒めるということは、そこにある価値を発見するということでもあります。
ピックアップ:自分の中のリーダーシップに関連するステレオタイプを壊してみる
リーダーシップに限らず自分の中のステレオタイプを意識して探ってみることは大事かもしれません。そして、壊すためには、それとは異なる言動をして結果を振り返る・フィードバックしてもらうということになるのかなと思いました。ステレオタイプとは逆で、かつ、効果がありそう or 直観的にしてみたい言動が何かを考えてみる必要があるかもしれません。
3. 今週1週間で発揮したリーダーシップ
4. 輪読・ディスカッション
今回の範囲について感想や疑問点を共有した後に、担当者が簡単に章の内容を説明しました。
その後、Lesson 3「プロセス 創造的問題解決の羅針盤」で紹介されていた歴史分析・トレンド分析やユーザーインタビューのワークに取り組みました。
時間的に俯瞰してものごとを捉えることは、視野を広げて発想を得るために有用です。
また、どのようにインタビューをしてインサイトを得るかということは、様々な場面で役立ちうるスキルです。
5. 商品企画・サービス企画(ウェブサイト、動画配信、LINEスタンプ・商品開発)
話の流れで影を潜めてしまっていたらしい「商品開発」(形があるモノについて商品企画する?)が復活したようです。
前回休んでいた人がどこに加わるか、あるいは、前回いた人でもグループを移るということもあるようですが、このあたりはその場で勢いだけで決めるのではなく、いかに事前に周知・相談しておくかも大事であるなと思いました。