若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2022年度 前期第1回 若林ゼミ

2022年度前期の若林ゼミが始まりました。
2021年度後期に2・3年生でやっていたゼミがそのまま持ち上がるのでゼロからのスタートではありません。
それでも、新年度となり学年も変わり、目をキラキラさせた新入生(ゼミ生談)もいるキャンパスで、心機一転スタートです。
チェックインリーダーシップ行動目標の設定で春休みボケを解消しつつ、就職活動これから迎えるゼミ募集前期のゼミで何をやるかについて話し合いました。

1. チェックイン:春休みに何をしていたか

久しぶりのゼミなので、全体で春休みに何をしていたかなどを一人ずつ話しました。
誕生日があったり、部活やサークルなどの活動があったり、地震の影響を受けたり、各自いろいろな過ごし方があったようです。

2. 連絡

これから迎えるゼミ募集のスケジュールや、出欠なども含むゼミのこれからの進め方について話しました。

3. 春休みに発揮したリーダーシップと本日のリーダーシップ行動目標

あらためてリーダーシップの意味するところ「集団に目標達成を促すような影響力(を与える能力)」ゼミでの位置づけについて確認した後に、グループに分かれて春休みに自分が発揮したリーダーシップを話し、本日のリーダーシップ行動目標を決めました。

ピックアップ:「わからない時に他の人に頼ってみる」

リーダーシップの最小3要素にも相互支援があります(他の2つは、率先垂範目標設定・共有)。
ついつい誰かを支援したり助けたりするという方向で考えてしまいますが、むしろ誰かに支援してもらったり助けてもらったりすることの方が重要かもしれません。
支援し合う雰囲気を作り出す、わからない自分やできない自分を開示する、といった点も含めて、立派なリーダーシップの発揮です。

4. ゼミ長その他の役職決めについて(リアぺ担当や輪読担当含む)

来週決めるにあたっての説明や確認をしました。

5. 就職活動に関するシェア

ゼミ生同士で就職活動に関するシェアや話し合いをしました。

まずは、何も指定せずに就職活動に関して情報交換や話し合いを、グループを組み替えながら2セッション行いました(途中のグループの組み換えは、詳細な指示を出さずに自分たちで考えて動く)。

そうすると出てくるのは求職側である学生側の視点での話なので、次に、採用側の視点で話してもらいました。具体的には、①どんな人が欲しいか②どうやって広報・コミュニケーションするか③どうやって選抜するか、です。一般論もある一方で、企業や組織ごとにどのような違いがありえるかにもぜひぜひ目を向けてください。

就職活動の話は、それ自体が学生にとって重要な問題ですが、個人側の視点と採用側の視点のどちらも経営学や組織論の重要なトピックですし、これから迎えるゼミ募集というゼミの活動の実践に結びつく話でもあります。

6. ゼミ募集について

上記の内容も踏まえながら、ゼミ募集についてもこれから本腰を入れて取り組んでいきます。

7. ゼミでやること

学生がやりたいことを実現できる余白を持ったゼミということで、今期もゼミでやりたいことをみんなで出し合います。今回はあらためて各自がやりたいと思うことを出し合った上で、次回に方向性を決めます。

8. 連絡事項

9. チェックアウト:本日の感想

久々にしっかり誰かと話したという人も多かったようですが、無事に良い雰囲気でゼミをスタートできました。これからのゼミ活動やゼミ募集で2年生をお迎えすることが楽しみです。