若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2023年度 前期第2回 若林ゼミ

第2回のゼミでは、ゼミでやりたいことについて話し合いの時間を持ちました。
20人強の話し合いをまとめることはなかなか難しいですが、その場の話し合いの進め方はもちろん、みんながしっかりと自分が何をやりたいのかを具体的に考えてくるということも含めた事前の準備も大切であるなと感じました。
意外と手探りの話し合いをする機会はないですし、どう組織で決定や行動をするかを学ぶ良い機会なのではないかと感じます。

また、『1からのデジタル経営』(2022年、碩学舎)の輪読が始まりました。基本的に1時間強をすべてゼミ生が組み立てるのですが、後期を経ての前期だと、安心して見ていられます。今回のチェックインもゼミ生によるものです。AIでどのように世の中が変わっていくのかというグループおよび全体でのディスカッションはなかなか興味深かったです。

第2回のリアぺはこちら

1. チェックイン:1週間のHigh & Low

ゼミ生によるチェックインで、1週間で良かったことと悪かったことを話します。

2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』

ゼミ生による進行で、報告というよりも主にグループでのディスカッションを行います。今回は、「第1章 デジタル経営とビジネスモデル : GE」「第2章 パターン認識と予測:日本公認会計士協会です(各章2人ずつ担当で計4人担当)。

ゼミ生の投票により決まったテキストですが、あらためて技術や社会の激しい変化を追いかけつつ自身の対応を見定めることは重要であると感じました。

3. Reflect

本日からReflectを使い始めるので、出欠用のスプレッドシートとあわせて、登録や動作確認を行いました。また、図らずも輪読テキストの『1からのデジタル経営』と内容が関連しますが、ChatGPTを用いたAIコーチ・AIチャットの機能が実装されたことと、その機能を使う期間と使わない期間を設けて有無による違いの比較をしてみようという話をしました。

4. ゼミでやりたいこと

今期のゼミで何をするかについて話し合いをしてもらいました。
既に書いたようになかなか難しい話し合いでもあり、しっかりと考え行動してもらえればと思いました。

5. チェックアウト:話し合いの振り返り

そんなこともあり、どうすればゼミでやることについてよりうまく話せるようになるかについての振り返りをしました。
その場での話し合いの進め方に関するものが多かったですが、それを話し合いをしている最中に修正できることも重要ですし、ゼミの場での話し合い以外の部分にも目を向けてみることが重要かもしれません。