第4回のゼミでは、『1からのデジタル経営』(2022年、碩学舎)の輪読・ディスカッション(第5章、第6章)、翌日のゼミナール説明会の確認・準備、ゼミでやりたいことについての話し合いをしました。
1. アイスブレーク:「3つのマイブームからウソをあてる」
ゼミ生によるアイスブレークです。3~4人のグループ内で、各自が1つだけウソのものを混ぜた3つのマイブームを挙げ、他の人がどれがウソかを当てるというものです。
トピック(ここではマイブーム)を変えてよく行われるアイスブレークですが(ゼミでも行ったことがあるとゼミ生が言っていた)、どれがウソかを見抜くためにより集中して傾聴することにつながるのでしょうね。また、トピックに応じたお互いのことを知れるということもあります。きちんとウソを見抜けるような情報が組み込まれるような設定にする(出題者にウソだとわかるヒントを含めて話してもらうでも可)と、出題する側も頭を使いますし、ゲーム性も高まるのかもしれません。
2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』
ゼミ生による進行で、報告というよりも主にグループでのディスカッションを行います。今回は、「第5章 ブロックチェーン:ビットコイン」と「第6章 デジタル経営の戦略とプロセス:コマツ」です(各章2人ずつ担当で計4人担当)。
2章それぞれについてきちんと取り組むと時間はかかってしまうのですが(1章に絞ったり、何らかのトピックに統一したりしても良い)、それだけよく考えて説明やディスカッションをしてくれているように感じました。輪読・ディスカッションに限らず、きちんと活躍できる機会と時間を設けることは大事かもしれないと思いました。
3. ケースメソッド
コンビニエンスストア(CVS)に関して、その場で読めるような短いケース(ショート・ケース)で、ケースメソッドを行いました。その場で読んでのディスカッションでありましたが、きちんといろいろな意見が出てきて私も内容への理解が深まりました。コンビニエンスストアの人気にも偏りがあることもわかりました。
一方で、今回は先週に急遽やることが決まったため準備期間がありませんでしたが、ショート・ケースと言えど、しっかりと事前にケースを読んで設問を考えてくることでより学びを深められたり、しっかりとしたディスカッションができたりするということも感じました。