ゼミ選択を行う2年生を対象としたオープンゼミ(ゼミ見学)が始まりました。
今回の第5回のゼミはやや変則的です。
4限は参加型のオープンゼミとして『1からのデジタル経営』(2022年、碩学舎)の輪読・ディスカッション(第7章)を行いました。
5限は最初の30分はオープンゼミで若林ゼミ生によるゼミ相談会を行い、その後にオープンゼミの振り返りを行って、最後の30分にゼミで使用しているReflectの開発・提供をしている株式会社リフレクトの三好さんからお話を伺いました。
- 【4限】1. 自己紹介+アイスブレーク:「グループ全員の共通点探し」
- 【4限】2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』
- 【4限】3. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
- 【5限】1. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
- 【5限】2. オープンゼミのKPTでの振り返り
- 【5限】3. 三好さんとのZoomミーティング
【4限】1. 自己紹介+アイスブレーク:「グループ全員の共通点探し」
ゼミ生による司会進行で、オープンゼミなのでまずはグループ内での自己紹介を行い、その後にアイスブレークです。5~6人のグループ内で、全員に共通することを探すというゲームです。ちなみに、司会のゼミ生からは「共通点を5個見つける」という目標が課されました。
【4限】2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』
ゼミ生による進行で、報告というよりも主にグループでのディスカッションを行います。今回は、「第7章 「神の手」のDX変革:ワコール」です。
ゼミでもコメントしましたが、もはや「デジタル経営」という言葉がナンセンスなくらい、様々なツールやシステムが組織においても日常においても使われています。経営の理論やフレームワークはデジタルを有効活用するためにも役立ちますし、技術を中心とした環境変化により理論やフレームワークの側が変化を迫られるということもあるのかもしれません。
また、若林ゼミではなるべく様々なツールを使うことで、それらを使いこなすための知識やスキルも身に付けていければと思っています。デジタルに限ったことではないですが、便利なツールがあるだけでは意味がなくて、それらを使いこなす能力も必要なのです。教室で集まって学習する環境だからこそ、別々に使っていてはわからない使い方のコツやノウハウも、チームで学習することができます。
【4限】3. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
最後の10分ほどを使って、グループ内でゼミ生によるゼミ選択の相談をしました。若林ゼミに関係しないことも含めゼミ選択についてざっくばらんに何でも先輩に聞ける機会なので、2年生にとっては実は一番役立つ時間なのかもしれません。
【5限】1. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
後半に三好さんとのZoomミーティングが予定されていたため、変則的に最初の30分間だけをオープンゼミとして、ゼミ生によるゼミ選択の相談を行いました。ひとつのゼミの中にも多様なゼミ生がいるということで、途中でグループの組み換えも行い、幅広いゼミ生に接してもらいました。
【5限】2. オープンゼミのKPTでの振り返り
初回のオープンゼミは、2年生を迎えるゼミ側も実は不慣れなものです。とは言いつつも、ゼミ生は非常にうまく対応してくれていたと思うのですが、来週以降のオープンゼミに向けて振り返りも欠かしません。
KPT(Keep:続けた方が良い点、Problem:問題がある点、Try:次回以降にやってみると良い点)のフレームワークを用いて振り返りを行いました。
【5限】3. 三好さんとのZoomミーティング
冒頭に書いたようにゼミで使用しているReflectの開発・提供をしている株式会社リフレクトの三好さんとのZoomミーティングを行いました。最先端のお話を伺うことができ、Zoom越しとは思えないほどのゼミ生の盛り上がりを感じました(Zoom越しだと…という先入観自体が間違っているかもしれません)。最後の質疑応答でも、ゼミ生からよし質問がポンポンと出ていました。
ゼミ中に外部の人とZoomでつなぐのは初めてでしたが、特に問題はなく終えることが気、これからは積極的に有効活用の方法を探っていっても良いのかもしれません。
※ちなみに、コロナ禍により2020年度後期にハイブリッドでゼミを行っていましたが、その時の経験も活きています。