ゼミ選択を行う2年生を対象としたオープンゼミ(ゼミ見学)の2回目です。
希望調査票の締切が来週月曜に迫り、2年生のゼミ選びも本格化しているのかもしれません。
オープンゼミということで、普段とは違い4限と5限を明確に分けてゼミを行います。
4限は1コマをほぼ丸ごと使って「コミュニケーションや心理的安全性に関するワークショップ」を行いました。インプロ(即興演劇)やインプロゲームを用いたワークショップです。
5限は『1からのデジタル経営』(2022年、碩学舎)の輪読・ディスカッション(第8章)を行いました。
4限と5限のどちらも参加型です。
- 【4限】コミュニケーションや心理的安全性に関するワークショップ
- 【5限】1. 自己紹介+アイスブレーク:「画数と漢字ゲーム」
- 【5限】2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』
- 【5限】3. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
【4限】コミュニケーションや心理的安全性に関するワークショップ
①お品書き
- アクションまわし(全体)
- 自己紹介「知っている人は知っているんですけど…」(グループ)
- 「僕ボブ、僕ボブ」「炙りカルビ」(グループ)
- ミラーゲーム(ペア)
- プレゼントゲーム(ペア、3つのバージョン)
②学びのポイント
- 相手をよく見る
- 自分の中の検閲に気づく
- 失敗をオープンにする
- お互いにリードする/される
- Yes/Noをはっきりする
- Happy No(幸せにノーを言う)
- 一緒に振り返り、ときにフィードバックする
身体を動かしながら、相手と関わりながら、これらを学びました!
【5限】1. 自己紹介+アイスブレーク:「画数と漢字ゲーム」
5限はゼミ生による司会進行です。グループ内での自己紹介をし、その後にアイスブレイクです。
打ち合わせを行わずに、メンバーが順番に一画ずつ書いて、画数の多い漢字を書いたグループが勝ちというゲームです。ゲーム中のコミュニケーションにどの程度(あるいは、どのような)制限をかけるかによって、ゲームの性質も変わりそうです。即興性が問われるため、インプロとも通じることもありそうです。
【5限】2. 輪読・ディスカッション:『1からのデジタル経営』
ゼミ生による進行で、報告というよりも主にグループでのディスカッションを行います。今回は、「第8章 リテールAI:トライアル」です。
今回はAIカメラがひとつのトピックでした。みなさんが持っているスマホもそのひとつですが、簡単に大量に画像や映像のデータを得られるようになりました。また、画像や映像に限らず各種のセンサーやモニターが安価に容易に利用できるようにもなっています。そのため、これらの大量の情報をどのように分析・解析するか、あるいは、そもそもどのような情報を取得するべきかを考え、それらをビジネスにどのように結び付けるかということがより重要になってきています。既存の経営学の理論や事例を学んでおくことは、どのような活用があり得るかを考える上で助けになります。
【5限】3. 若林ゼミ生によるゼミ選択の相談
最後に残した時間を使って、グループ内でゼミ生によるゼミ選択の相談をしました。1週間経ち希望調査票の締切が近づいてきたことで、より熱がこもったりより具体的であったりする相談が行われていたかもしれません。