若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2024年度 後期 2・3年生 第9回 若林ゼミ

第9回のゼミでは、目前に迫ったSカレの冬カンのリハーサルを行います。冬カンに向けて『1からの商品企画』の第14章「企画書作成」と第14章「プレゼンテーション」を参考にしながら、ブラッシュアップを行います。

5限は、リーダーシップのうちの「挑戦」と、Wayfinderを取り扱いました。

2024年度後期2・3年生ゼミの「リアぺ担当者からの質問」一覧はこちら

1. 【4限】チェックイン「今日のゼミではこうしてみようと思うこと」

朝に、持ち物のリマインドと合わせて、チェックインで「今日のゼミではこうしてみようと思うこと」を行うことを伝えました。前回のゼミの内容を受けてのことでもありますし、それとは関係ないことでも大丈夫です。また、通常のチェックインのように、いまの自分の状態や気持ちを話しても大丈夫です。いろいろな取り組みやそれ以外の内容が共有されました。

私は、前回のゼミで作成したWayfinderのCommunity Agreementsの模造紙4枚を壁に貼っていることを報告しました。

2. 【4限】前回の振り返り

前回の振り返りとして、「より良いゼミを創ろうとすること」や「消費者マインドセットではなくリーダーシップを!」という話を振り返った後に、若林ゼミでは「①良いゼミに入りたい人」ではなく「②良いゼミを創りたい人」を募集していることや、個人の評判と所属組織が相互に影響を与え合うことについて話しました。具体的には、「(1)○○ゼミ(所属組織)だから、△△さんはすごい(んだろうなあ)」と「(2)△△さんがいる○○ゼミはすごい(んだろうなあ)」の両方があり、(1)ではなく(2)を目指すという話をしました。もちろん、実際には両方があり、好影響の場合もあれば悪影響の場合もあります。

3. 【4限】Reflectの説明とReflect Weeklyメール第7回

今回は、ReflectのWeeklyメールの第7回「習慣化を通じて起こる「熟達化」」を取り扱いました。「①自分にはどのような習慣があるかをたくさん挙げる ※ 英語では、habitとか、Practiceとか」と「②自分の増やしたい習慣・減らしたい習慣は何か考える」について、まず個人で考え、その後グループで共有し、全体でも共有しました。

自分の人生において、どのような習慣を増やし、どのような習慣を減らしていくかは重要なことです。

4. 【4限】Sカレ冬カンのリハーサル

来週末に冬カン(対面@福岡大学)を控えているということで、。Sカレのリハーサルを行いました。本番と同じく5分の発表(なお、ゼミ当日?のFacebook上の連絡で、可能性を示唆されていた発表時間4分に変更になりました)、3分の質疑応答です。

Sカレの評価基準に沿った評価も各自が行いました。秋カンのリハーサルの時に比べて入れ替えで時間を食ってしまいましたが、各チームの秋カンからの進歩がわかる内容でした。あと、10日間ほどと本番の冬カンが迫っており、最後の踏ん張りどころです。

5. 【4限】三扇祭模擬店総選挙の賞金の使い道

冬カンのリハーサルに予想以上に時間がかかったのでやや短めの時間になってしまいましたが、三扇祭の模擬店総選挙で1位を取った際の賞金をどのように使うのかについて、話し合いました。

6. 【5限】チェックイン「今日のゼミではこうしてみようと思うこと」

4限と同じく、チェックインを行いました。冬カンリハーサルの疲れからか、リアぺのみなさんの感想によると、やや重たい感じだったらしいです。

7. 【5限】リーダーシップ「挑戦」

リーダーシップのうち「挑戦」について取り扱い、「自分のリーダーシップの練習場において、これらの行動のどれが重要で、自分に何ができそうか?」や「近いうち(来週まで)に具体的に何をするか?」を個人で考え、グループで共有しました。

また、考えたり話したりするだけではなく、次回までに実行できるかどうかがポイントですので、前回の「率先垂範」について定めたアクションを実行できたかの確認もしています。ちなみに、ゼミの後に、リアぺに次回までのアクションを書いておくと良いのではないかと思いました。

ゼミの考え方や方向性にも関わるので、その点にも少し触れました。

8. 【5限】Wayfinder:Journey Map

Wayfinderの5つ目のレッスンの「Journey Map」を行いました。

今回から「SELF DISCOVERY」という章に入り、Toolkitにも書き込んでいきながら本格的に内容に入っていくことになります。そのため、前回までの「WAYFINDER MINDSET:人生の旅を改めて想像しよう」と今回からの「SELF DISCOVERY:自分にとって大切なことは?」について、概要の説明・確認もしました。また、前回のCommunity Agreementsも確認しつつ、Wayfinderを取り扱っていく上での注意点も説明しました(Toolkitに書いた内容は自分の判断で他者に見せても見せなくても良い。アクティビティで苦しくなったら休憩しても良い)。

今回の「Journey Map」では、人生を旅に見立てて、いくつかの要素をヒントにしながら、自分の人生のビジュアル化をしました。その上で、グループで共有をしました。リアぺを見る限り、みんなそれぞれの発見や気づきがあったようですし、私もありました。

最後は前回と同じく一人ずつ全員が感想を言うチェックアウトをしましたが、今回はうまく行かなかったように思います。難しい状況でこそ良い聴き手になれるかが問われるという課題が見つかりました。

9. 【終了後】1on1開始

毎年、2・3年生全員を対象に、最近はこの時期に行っている私とゼミ生との1on1が始まりました。