第9回からのゼミでは、学内の学生懸賞論文へ応募した論文を踏まえ、12月下旬に迫った卒業論文の提出に向けて、テキストの『ビジネス・リサーチ』に沿いながら各自の卒業論文の完成度を高めていきます。10月の1巡目の発表が同日だった3人のトリオで固定して、お互いの卒業論文についての理解を深めながら、質問・コメントなどをしていきます。
卒業論文の中間報告は1巡したので、希望者がいる場合のみ実施していきます。
- 1. 卒業論文の報告⑤(15分×1人)
- 2. テキストのキーワードの相互説明
- 3. 自分の卒業論文の調査方法やサンプリングを確認する
- 4. 卒業論文のチェックリストを用いた確認
- 5. 自分の卒業論文の自己評価
1. 卒業論文の報告⑤(15分×1人)
パワポを用いた発表8分+質疑応答など7分で発表します。一度目の発表は得ているので、絞った内容を取り扱えます。
2. テキストのキーワードの相互説明
トリオで、テキスト『ビジネス・リサーチ』にの第8章「サンプリング:事例選択における戦略的創発を目指して」の下記のキーワードを相互に説明し合い、関連内容について確認し深めました。
①少数の事例を通して全体について知る、②標本を抽出する手続きとは?、③ご都合主義的サンプリング、④確率標本を作るための基本原則、⑤ご都合主義的サンプリングとインターネット調査の問題点、⑥教科書的 解説(理想)と現実のあいだ
⑦非確率標本による優れた調査研究と有意抽出法、⑧〈統計的研究対 事例研究〉対「統計的事例研究」、⑨事例研究におけるサンプリングに関する疑念、⑩事例研究における戦略的創発、⑪目的志向型サンプリングの発想、⑫目的志向型サンプリングの実例
3. 自分の卒業論文の調査方法やサンプリングを確認する
キーワードの相互説明の内容を受けて、自身の論文における調査方法やサンプリングをトリオ内で説明し、質問・コメントを受ける。
4. 卒業論文のチェックリストを用いた確認
卒業論文チェックリストの【各論】の「調査」と「結果」と「結論、考察」の部分について確認しました。
5. 自分の卒業論文の自己評価
トリオ内で、卒業論文第15回課題で回答した、自分の卒業論文の自己評価(①問題発見力、②分析力、③独自瀬、④表現力、⑤その他)の各項目の点数となぜそのような評価をしたかについて説明し、その内容に対して、(1)その評価が適切であるかと(2)点数を上げるためには具体的にどこをどうすれば良いかをみんなで考えるワークをしました。