若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2024年度 前期 3・4年生 第11回 若林ゼミ

第11回のゼミでは、主にSカレについて取り扱いつつ、Sカレや卒業論文に関するグループでの取り組みを行いました。

また、リーダーシップ行動目標について話し合う機会を設けました。

前期3・4年生第11回のリアぺはこちら

1. 全体チェックイン+連絡事項+今日の流れの確認

2. Sカレと卒業論文に関するグループでの取り組み(40分)

3年生は、1チームずつ教員のところにきて現状の報告をし次にどうするかについて考えます【各10分×4チーム】。40分のうち残りの30分は、各チームでSカレの内容に取り組みます。

4年生は、3~4人の3グループに分かれて、卒業論文の全体のスケジュールの確認(課題含む)、各自の現状の共有、各自の次にやるべきこと、お互いの相談や悩み・疑問の共有をします。

3. Sカレの発表(9分×3セッション)

Sカレの自チームの現段階のアイディアについて発表を行い(3分)、聴衆からコメント・フィードバック・質問をもらい(4分)、それらをチーム内で共有する(2分)という、パラレル・セッション形式で、Sカレの発表を行いました(1セッション計9分×3セッション)。

  1. Sカレの4つのチームの島があり、各チーム1人が残って自チームのアイディアを発表します。
  2. 残りのメンバーと4年生はいずれかのチームの聴衆となり、フィードバック・コメント・質問をします。
  3. 自チームのアイディアの発表に対してどのようなフィードバック・コメント・質問があったか、他のチームではどのようなアイディアやフィードバック・コメント・質問があったかについて、自チーム内で共有します。

以上を1セッションとして3セッション行うため、全員が発表を行うことになります。

4. リーダーシップ行動目標に関する話し合い

リーダーシップ行動目標についてどのような意味があるのかについて疑問が出ていたので話し合いを行いました。

  • 「Why am I here?」、つまり「何のために自分はこの場にいるのか?」ということがは重要です。「必修の単位だから」というのはひとつの理由ですが、それだけでは自分にとって価値のある時間・経験になりません(もっと楽に単位を取れるところはいくらでもあるはずなので、わざわざ若林ゼミを選ぶ意味がない)。
  • 何を目標として設定するかについて「もう特に設定するものがない」という話も出ました。まず、その場で思い付きで考えるだけでは良い目標が浮かぶはずはなく限界があります。自分の課題や、その時々で何ができるかについて、考える必要があります。また、理論・事例や他者から発想が得られることもあるでしょう。いずれにせよ、何もせずに何かができると思うのは大きな間違いかもしれません。
  • 自分だけで取り組むことや自分の長所・短所に気づくことには難しい部分もあるので、お互いのコメント・フィードバック質問が重要になります。そして、そのためには相手のことや場合によっては組織全体のことをきちんと自分の視点で観察する必要がありますし、良いものを目指して切磋琢磨する必要があります。
  • まあ、毎回リーダーシップ行動目標を課す必要はもともとないので、活動自体の自由度も上げつつ、様子を見てみましょうという感じです。

5. 【終了後】海外フィールドワークに関する話し合い

終了後に、海外フィールドワークの、主に宿泊先に関する話し合いを行いました。