若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2024年度 前期 3・4年生 第6回 若林ゼミ

第6回のゼミでは、2年生のゼミ選択のゼミ見学(オープンゼミ)の期間ということで、4限と5限を分けて行いました。

4限は『1からの商品企画』の「第6章 コンセプト開発」の輪読・ディスカッション、5限はケースメソッドを行いました。

前期3・4年生第6回のリアぺはこちら

1. 【4限】『1からの商品企画』輪読・ディスカッション:第6章

今回は「第6章 コンセプト開発」を取り扱いました。

今回は、オープンゼミではありますが2年生も交えて、普段のゼミで行っているようにリーダーシップ行動目標をグループ内で設定・共有しました。

輪読・ディスカッションでは、グループごとに飲料メーカーのサントリーサンガリアのどちらかの立場で、炭酸飲料に関するコンセプト開発を行いました。短い時間でも

今年度取り組むSカレのテーマのひとつ「人気競技に育つスポーツ玩具」を題材に、アイデア発想を行いました。

短い時間ながらも、アイデアが出てきました。

2. 【5限】ケースメソッド

最初にいまの自分の心と身体の状態を5点満点で評価する元気度チェックも含めた自己紹介をグループごとに行い、その場で読めるショートケースでケースメソッドを行いました。

ケースメソッドは、現実や現実に近いケースの中でそのケースの主人公の立場で意思決定をするという、経営学の分野ではビジネススクールでしばしば活用される手法です。ケースの最後に設問が付いていることも多いです。
さて、個人で考えた後に、グループで考えた内容を共有し話し合い、全体でディスカッションをしました。

取り上げたトピックは基本的なものであるSTP(セグメンテーション、多―gティンぐ、ポジショニング)、4Ps(製品、価格、プロモーション、流通チャネル)、3Cs(自社、競合、顧客)でしたが、実際に具体的に考えてみることの難しさも感じられたのではないかと思います。