台風が迫る中の出発、再び
大学の前期もなんとか終了し、遅れに遅れた旅程もなんとか確定し、やっとこさロンドンへ出発というところに、台風が直撃である。
行きの飛行機の出発時刻が早いのでもともと前泊予定であったが、東京までの公共交通機関の運行も危ぶまれ、出発の前の晩にもう出てしまった方がよかったのではないかという話になったが後の祭り。こういう時に東京までの距離があるのはつらい。
夜のうちに荷造りは済ませ、まだ交通機関が動いているうちにということで、予定よりだいぶ朝早くに出発することになった。ゼミ生にも私が行けない可能性を伝えておいたが、何とか大丈夫そうである。
ちなみに、教員が行けない場合も海外フィールドワークは成立する。活動証明書を訪問先で書いてもらう必要などの手続きが必要になるが、教員が何らかの事情で参加できなくなるだけで助成金が出なくなるという事態にはならないような対策があるのである。昨年度の出発時にも台風が直撃し確認しておいたので、そのあたりの焦りはなかった。
ゼミ生の不参加、これまた再び
と思っていると、ゼミ生の1人から体調不良で参加できなくなった旨の連絡がきた。これについては残念であるが、致し方ない(これまた、去年も一人そのような事態になっていた)。
大学事務や航空会社その他への連絡をするように伝えつつ、私ができることとして私が予約していた学生の宿泊先とフラーズ醸造所のツアーに連絡をしてみることにした(ちなみに、他のゼミ生がまとめてよやくしているものについても連絡するように伝えた)。どちらも、キャンセル期限を過ぎているため駄目元であったが、結論から言えば宿泊先は無理であったがフラーズ醸造所のツアーは1人分をキャンセルすることができた。
当然、英文でメッセージを送るわけであるが、思い立ってReflectのAIチャット機能を使ってみたが(実質ChatGPTを使うのと変わらない)、あっという間に文章が出てくることと、いくつか候補を挙げてもらったりどのような文章が良いかの相談もできるのでとても便利なことを改めて実感するのであった。
前泊、空港で準備を整える
結果として、前泊するホテルには昼よりも前に着くことになった。
当然、チェックイン時間のだいぶ前であったが、会員登録をすることで部屋に入らせてもらえた。1年以内にオープンしたらしく、安めに良いホテルが取れていたので、広く快適そうである。家族連れの場合は快適な宿の方が断然良い。
時間的にもだいぶ余裕があり、無料のシャトルバスも出ているということで、空港まで行って最終的な旅の支度を整えることにした。
翌朝早くの出発なので、ご飯を食べた後にWi-Fiを借り両替なども済ませた。シャトルバスも含めて下見ができたことは良かった。ちなみに、ここで買っておいて食べなかったカップヌードルがロンドンで役立つことにもなる。
ちなみに、空港では見学ツアーも用意されているので、どうせ台風その他に脅かされるぐらいなら、もともと前日にツアーを予約して置き余裕を持った旅程にしても良いのかなと思った。
そんなわけで、飛行機に乗る前からいろいろあったが、いよいよ日本を出発する日を迎えるのであった。