1月の2回のゼミは、2つ以上のゼミが合同で2月上旬に行う卒業論文報告会のリハーサルを行います。
1人あたり質疑応答含めて15分で、パワーポイントを使って発表します(発表自体は10分以内)。1回目の今回は6人なので時間ギリギリですが、こんな日に限って私が5分遅れてしまったこともあり、10分ほどオーバーになってしまいました。大変申し訳ないです。
1. 卒業論文報告リハーサル(15分×6人)
対面での実施ということも含め、本番と同じ形式でリハーサルを行いました。
リハーサルの効果を上げるためには、本番と同じつもりという準備や気持ちで臨むことが大切です。質疑応答も本番にこのような質問が来るのではないかという質問を交えつつ、発表自体のクオリティを高めるための形式面・発表方法面のコメントも多数行いました。
みんなきちんと調査をしていてそれぞれ興味深い部分があるので、短い発表時間ではありますが、本番ではぜひそれをうまく伝えてください。情報収集をした後に、それを適切に整理・表現する能力は今後も役立つはずです。
【共通する留意点】
- スライドデザイン
- スライド番号を付ける。
- 教室なのでフォントを大きめにする(ファイルで配布もするが)。
- スライドの色・コントラストを見やすくする。
- ページ番号を付ける。
- 図表を効果的に活用する(新しく作っても良いです)。
- 話し方
- フィラーを減らす、余計な言葉を減らす(時間が短いので特に)。
- 聴衆に視線を向ける。
- 内容
- 結論(問いとそれに対する答え)を冒頭と最後に書く(同一スライドでも良い)。冒頭で結論を述べておくと、聴衆はどういう話かわかって聴くので理解・検討がしやすく、後で時間不足になっても一番大事な結論は述べ終えているというメリットがあります。
- 目次は、自分と聴衆のためにあった方が良い。短い発表であるが、どの部分を話しているかわかりやすい様にすると親切。
- 時計を見て時間配分を把握するよう努める。時間配分やどこで省略したり伸ばしたりできるか考えておく。
- 参考文献リストは付ける。
- 具体的に書ける内容は来ておいても良い(専門用語の説明含む)。一方で、スライドに書いてある内容をすべて読む必要はない。
- 末尾の添付資料を含め、きちんと説明しないスライドや、情報量が多すぎるスライドもあってよい(メリハリをつける)。