若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2019年度 経営分析・若林 確認テスト(第5回実施)

第5回に実施した確認テストの問題・解答は下記の通りです(Ⅰの穴埋め問題のみ赤字で正答例を示しています)。

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Ⅰ. 次の各文章について、空欄にあてはまる適切な語句を書き込みなさい。

① 資金調達の方法には自己資本他人資本がある。銀行などからお金を借りてくる場合、定まった額の元本や利子を返済する必要がある*。株主から資本金を出資してもらう場合、返済の必要はなく、利益が出た場合には配当を行う。株主はいわば会社の所有者であり、株主総会などを通じて経営に対して影響力を行使できる。
* 元本は返済するものですが利子は支払うものなので、「利子を返済する」という表現になってしまったのは不正確だったかもしれません。

② 貸借対照表の左側の方には資産の部があり、集めてきたお金がどのような形で会社の中にあるかを示している。右側の方には負債の部と純資産の部があり、会社がどのようにお金を集めてきたかを示している。
③ 会計には企業外部の利害関係者への報告を目的とした財務会計と、企業内部で経営に役立てるための管理会計が存在する。

 

Ⅱ. 5年後のあなたは500万円を持っています。何かを買う、借金を返済する、という当面の使い道はないので、何らかの形でこの500万円という資産を運用したいと思います。あなたはどのようにこの500万円を資産運用しますか(資産運用については配布資料参照)。