若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2023年度 後期 2・3年生 第12回 若林ゼミ

2・3年生の第12回のゼミは、4・5限ともにいつもの教室で行いました。

4限は、改めての説明もしながら、前回から取り組み始めたReflectに書いたリーダーシップを発揮した経験についてグループで共有し、本日のゼミでリーダーシップ行動目標を定めました。
そして、『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』の第1章・第2章の輪読・ディスカッションを行いました。
最後に、連絡事項を伝え、フィードバックもしつつ、5限のディベートに向けて早めに終わらせました。

5限は、次回に迫ったディベートの準備をしました。

2・3年生第12回のリアぺはこちら

1. 【4限】前回のゼミの簡潔な報告(4限、5限)

2. 【4限】今週発揮したリーダーシップと本日のリーダーシップ行動目標

Reflectに投稿したであろう「自分が今週発揮したリーダーシップ」について、3人×7のグループで共有し、その後に本日のゼミのリーダーシップ行動目標を設定・共有しました。

前回の報告で少し触れてもらったこともあり、前回と重複する部分もありますが、重要なのでこれらの活動の意味・意義を強調しました。リーダーシップを高めたり鍛えたりすることと、リーダーシップも含め経験を振り返り経験から学習する能力を高めることが目的です。また、リーダーシップ行動目標の設定も、「アクション」の項目やこれまでの目標設定の振り返りから能動的実験として設定してみることにも言及しました。ただし、状況が違うので必ずしもゼミ外とゼミ内をつなげられるわけではないし、ゼミ内の毎回の目標設定をつなげてみることも良いし、様々なリーダーシップ行動目標を設定することも良いことを伝えました。

3. 【4限】輪読・ディスカッション『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』第1・2章

「若林ゼミのモヤモヤを見つけよう。モヤモヤの解決策を考えよう」というグループワークを行いました。

  1. 自分あるいはゼミが抱えているモヤモヤについて、いくつか書き出す(5分、個人)
  2. グループで話し合い、取り扱うモヤモヤを1つ決める(5分)
  3. グループで見受けらもやもやに対する改善策を考える(20分)
  4. グループで取り扱ったモヤモヤとその改善策について各グループで全体共有(10分)
    ※ 時間はあくまでも目安です。配分は各グループにお任せします!

下記が①各グループが選んだモヤモヤと②改善策です(発表順)。

  • ①学年間で意識や役割に差がある。②全員が経験していない新しいことをやってみよう。グループ分けなども学年を意識しすぎないようにする。
  • ①全員で同じ活動をやらなくても良いのではないか。②やりたいことでグループに分かれる。目標はシンプルにする。
  • ①話し合いの時間がかかること。②活動の軸を決めること。良い意見を出そうとしないこと。グループと個人間で問題を解決せずに表に出すこと。ゴールをあらかじめ決めておくこと。
  • ①ゼミで当事者意識や責任感の差がある。②質問の形で投げかけてみる。LINEでの連絡の時間を考える。発言に自信がない人は、最初に発言する。役割はあるが、そこからさらに仕事を振る(to do付与)。
  • ①学年での話し合いが起こってしまっていること。②全体でグループLINEをする。各学年で同じ話し合いをする。

4. 【4限】次回のゼミ、連絡事項

次回のゼミでは既に出している第8回課題にある通り、ゼミで取り上げたいテーマやもやもやを募って話すということを伝えました。今回の輪読のグループワークにも関連します。また、ゼミナールレポートについて確認しました。

5限のディベートの準備のために、みんなの協力のもと、少し早めに4限を終わりました。

5. 【5限】4限のゼミの報告

6. 【5限】ディベート

下記のテーマのディベートを実施しました。今回のディベートの評価の観点はこちら

  1. 企業はすべてリモートワークにするべきである。
  2. 日本は移民を受け入れるべきである。

【おまけ】若林のリーダーシップ行動目標と振り返り

  • 5限のディベートに備えて4限を手短に終わらせる
    • 10点。5限のディベートの準備の時間を考えて、みんなの協力のもと4限を素早く終わらせました。時間を意識しながらも、必要な内容は伝えられたように思います。