若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2023年度 後期 2・3年生 第14回 若林ゼミ

2・3年生の第14回のゼミは、4・5限ともにいつもの教室で行いました。

今回は、4限と5限の内容を入れ替えて実施しました。4限に参加できないゼミ生も輪読を経験するためです。

4限は、①これまでの反省点・改善点と②やりたいことについて話し合うことから、これからゼミでやりたいことや進め方について考えていきました。

5限は、『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』の第4章の輪読・ディスカッションで、ゼミの目標についてみんなで考えました。

 2・3年生第14回のリアぺはこちら

1. 【4限】前回のゼミの簡潔な報告(4限、5限)

2. 【4限】アイスブレイク①:Birthday Line

言葉を使わずにジェスチャーだけで、誕生日順に並ぶというアイスブレイクです。

3. 【4限】アイスブレイク②:Good & News

Birthday Lineで近くになった3人で、冬休みにあった良いこと(ちょっとしたもので構わない)について共有しました。

4. 【4限】①これまでの反省点・改善点と②やりたいこと

これからゼミでやりたいことを考えるにあたって、①これまでの反省点・改善点と②やりたいことについて、同じ3人のグループで話して、全体で共有しました。

5. 【4限】役割などの引継ぎや個人の目標を考える

今日できることとして、役割などの引継ぎについて話し合いを始めつつ、個人の目標についても考えを深めました。

Sカレ参加は来年からということで未知数な部分もありつつ、教員がどのように進めるつもりかについても途中で伝えました。以前に伝えたこともありますが、十分に伝えきれていなかった部分もあり、その点は反省です。

  • Sカレはゼミとして参加するので、ゼミ内で一定以上の時間取り扱う。もちろん、それ以上にゼミの時間内で取り扱ってもらっても構わない。
  • 3年生は商品企画(Sカレ)を中心に取り組み、4年生は卒業論文を中心に取り組む。3年生も翌年に卒業論文を書くし、論理的思考を学ぶ必要もあり、それらを商品企画その他に活用できる。4年生も商品企画やデザイン思考のスキルやマインドセットを学ぶ必要があるし、それらを卒業論文その他に活用できる。そのため、質問やコメントをし合うワークなどを一緒に行うことも多い。別々に活動することもある。
  • 教員としては、ゼミの時間にやりたいこと、やるべきこと、やれることは、無数にあるので、必ずしもゼミ生がやりたいことをやる必要はない。ただし、受け身になってしまう可能性については注意が必要。
  • やりたいことややるべきことに向き合って考えてもらったり、それはなぜかを考えてもらうために、余白の時間を作っている。特にやりたいことがないのであれば、何かを無理してやる必要はない。
    • 一方で、自分たちで何をするか考えなくてはならないという時間枠があることで、実際に何かをできるという側面もある。
  • そのために「ゼミで時間を使いたいこと」の欄がスプレッドシートで記入できるようになっていたり、個人目標や組織目標について考える課題があったりする。教員はわりとそういったことの用意もしていたりするが、一方で、自分たちで考えてそれらに行きついたり取り組んだりすることには、一定の意義がある。

6. 【5限】今週発揮したリーダーシップと本日のリーダーシップ行動目標

冬休みで時間が空きましたが、Reflectに投稿したであろう「自分が今週発揮したリーダーシップ」について、3人×7のグループで共有し、その後に本日のゼミのリーダーシップ行動目標を設定・共有しました。

今週はReflect上で誰か1人以上のリーダーシップを発揮した経験にコメントするということを伝えました(リアぺ参照)。

7. 【5限】4限のゼミの報告

8. 【5限】来年度のゼミの内容に関する補足(教員)

9. 【5限】輪読・ディスカッション『いちばんやさしい「組織開発」のはじめ方』第4章

前回の第1・2章でのグループワークを引き継ぐ形で、「経営学・組織論を主題にしたビジネスコミュニケーション能力の醸成」というゼミ生が決めたゼミの目標についての自分の意見や考え方を付箋に書いて模造紙に貼り、同じようなものをまとめてそのメンバーで話し合い共有をするという、全体でのワークを行いました。もちろん、ゼミ生の企画・準備と司会進行によるものです。

グループで話した後に、改めてこのワークの意図を説明した上で(これはとても良かった)、全体で共有をしました。

その後、アイディア同士をつなげてまとめていきました。

10. 【5限】まとめ

直近に作成したゼミナール白書の内容にも触れながら、「個人目標と組織目標の関係」や「Fail fast, fail earlier」など伝えるべきことを伝え、次週に向けての連絡をしました。

【おまけ】

あるゼミ生がお菓子を焼いてきてみんなに配っていました。また、年末年始を挟んでお土産を持ってきてくれたゼミ生もいました。ありがとうございます!

(たまによくあることですが、今回は何となく触れてみました)

【おまけ】若林のリーダーシップ行動目標と振り返り


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