若林隆久@経営×教育×地域×育児

高崎経済大学地域政策学部准教授の若林隆久のページです。経営学、組織論、ネットワーク論を専門とする研究者・大学教員が、研究、教育、学内外での活動、本・論文、地域、子育て、などについて書いていきます。

2019年度 経営分析・若林 確認テスト(第12回実施)

第12回に実施した確認テストの問題・解答は下記の通りです(Ⅰの問題のみ赤字で正答例を示しています)。

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Ⅰ. 次の各文章について、空欄にあてはまる適切な語句を書き込みなさい。ただし、同じアルファベットの空欄には同じ語句が入ります。

① 費用と現金の動きがずれる例としては、減価償却掛取引引当金、がある。このようなズレが生じるのは、現金主義ではなく発生主義を採用しているからである。

② この講義では、収益性の分析、安全性の分析、生産性の分析、将来性の分析、という4つの視点で経営分析の指標を分類する。分析の仕方(経営指標の取り扱い方)としては、絶対値分析、比率分析、時系列分析、比較分析、がある。

減価償却(費)について説明しなさい。また、減価償却において法定耐用年数が決まっている理由を説明しなさい。

 

【③回答例】

発生主義に基づき経済的事象を適切に反映するために、長期間にわたって使用する固定資産について、その使用する期間である耐用年数にわたって費用を案分することをいう。減価償却にあわせて、当該資産の貸借対照表上の帳簿価格を減らしていく。会計上・税法上の理由で、資産の種類や用途などに応じて法定耐用年数が決まっている。

 

Ⅱ. 収益性が高い企業とはどのような企業でしょうか。収益性の高さはどのような指標に表れるでしょうか。